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【熊谷組】バイオマス燃料「木製ペレット」の製造・販売を開始。ー2024年までに製造拠点の稼働を目指すー

2021/12/27

ニュース

東京都にある準大手総合建設(ゼネコン)企業の熊谷組は、「木製ペレット」という名称のバイオマス燃料の製造・販売を開始する。「木製ペレット」は燃製材時に出る樹皮を使い、火力発電所の石炭と混ぜてやすことで、化石燃料由来の二酸化炭素(CO2)排出を減らせるようにすることが可能である。

「木製ペレット」は宮城県にある清本鉄と共同開発した。両社は愛媛県西条市に30億円を投じ、製造拠点を設けた。稼働の目安は2024年である。

原料の樹皮は愛媛県や周辺から調達する。価格は1トン当たり3万円台後半をめざす。

今後は国内で複数箇所に製造拠点を整備し、2030年に年産20万トン、売上高80億円程度を目標にしている。

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