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飛田テックが鉄スクラップ2万トン輸出。本州で最大級、バングラデシュ向け

2023/05/02

ニュース

 総合リサイクルの飛田テック(本社・新潟県上越市、社長・飛田剛一氏)はバングラデシュ向けに鉄スクラップ2万トンの輸出を決め、4月18日から直江津港で積み込み作業を開始した。5月15日まで作業を行い、16日間かけ現地に輸送される。1社1船で2万トン規模の輸出は本州では最大級となる。
 運ばれた資源は建設鋼材の主原料となりトルコ震災復興に間接的に寄与する。取り扱い商社はエムエム建材。輸出品種はH2が1万6千トン、シュレッダーが4千トン。
 2016年に1万3千トン、20年に1万6千トンを同国に輸出した実績があり、万トン級輸出は6回目となる。
 4月28日、現地で全長180メートルの大型船に直江津海運陸送のタワークレーンが手際よく製品を積み込んだ。
 飛田社長は「今年創立70周年、設立50周年で記念事業の一環。上越でも国内最大級の商いに携われることで協力会社も喜んでいただき、社員の士気も高まっている。今後もタイミングは必ずあるはず。年間で10万トン規模の船積みを安定的に行っていきたい」と話す。
 荷役作業は直江津海運陸送が担当し、地元の港湾物流活性化にも寄与している。港湾振興の一助にと直江津港湾協会へ私募債の仕組みを活用し寄付を行う計画もある。
 循環型社会に貢献する企業として近年は職場環境の配慮や、車両の更新で若手人材の確保にも注力。下越エリアの拠点である飛田テック新潟支店と新潟オートリサイクルセンター下越の統合も検討中。担い手確保につなげたい考えだ。

出典:飛田テックが鉄スクラップ2万トン輸出。本州で最大級、バングラデシュ向け | (鉄鋼新聞) - Yahoo!ニュース | 2023年5月1日

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