エコノハサーチ

　TREホールディングスは23日、近頃傘下の花巻バイオチップが木くずに関する産業廃棄物および一般廃棄物の中間処理業許可を取得し、同じく傘下の花巻バイオマスエナジーが運営するバイオマス発電所(岩手県花巻市)の出力を従来の6,250kWから6,560kWに増強したと発表した。

　燃料向け木質チップ製造を手掛ける花巻バイオチップは今回の許可取得により、従来の間伐材に加え、新たに建築廃材、車道や歩道などの道路に影響を与えている支障木などの受入れが可能となる。

　花巻バイオマスエナジーの出力増強は経済産業省の承認を経て10月に実施した。このほか同HDは傘下の津軽バイオマスエナジーが運営する青森県平川市のバイオマス発電所の出力も6,250kWから6,560kWへ増強している。