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【環境省】金属・プラスチックの循環強化|2030年までに2倍量目指す

2022/09/12

ニュース

環境省は2030年までに金属やペットボトル等、プラスチック類のリサイクル量を倍増させるため、工程表を公表して取り組みを強化する方針だ。
資源リサイクル等によって循環経済の市場規模拡大に繋げるとしている。

公表された工程表にはリサイクルやリユース等の循環経済市場規模拡大が記されており、現在50兆円となっているところを2030年までに80兆円以上に拡大させる政府の成長戦略達成に向けたものになっている。

具体的には、以下のリサイクル量や回収量を現在の量から倍増させる。

・太陽光パネルや電化製品等の使用済み製品から取り出されるレアメタルのリサイクル量
・ペットボトル等のプラスチックごみ回収量

また、食料品に関しても以下の取り組みを強化。

・フードドライブの活用
・食品の廃棄量年間400万tに抑制

フードドライブとは、家庭で余った食料品を福祉団体や生活支援を必要とする個人等に無償譲渡する取り組みだ。

食品廃棄量は現在より100万t以上の削減を目標に、食品廃棄物を原料とした航空機の代替燃料「SAF(さふ)」の製造を進行させる。

環境省はこのような取り組みを推進していけば、国内の温室効果ガス排出量36%削減できる余地があると試算している。

「脱炭素社会の実現に向けた取り組みを推進するとともに金属の回収などの優れた技術を日本の強みとして 世界に発信したい」と、西村環境大臣は話す。

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