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【福岡県】廃棄充電池をAI仕分けでリサイクル効率化

2022/06/29

ニュース

福岡県は、廃棄された小型充電式電池をAIで種類別に仕分けするシステムを作ったと発表した。

このシステムは、北九州市にある福岡県リサイクル総合研究事業化センターが支援協力。

北九州市立大学が開発したものだ。

廃棄量の増加が見込まれる充電池の処理効率アップにつながるとしている。

このようなシステムは全国初だ。

このAI選別システムは、日本磁力選鉱の北九州市内の工場で28日から稼働する。

システムは、ベルトコンベヤ上を流れる充電池を、3方向からカメラで撮影。

電池の形や種類を学習したAIが、ラベルをもとに選別。

指定したドラム缶に自動で振り分ける。

従来はリサイクル業者が手作業で仕分けしていたが、より効率的に仕分けられるようになるという。

小型の充電池にはリサイクルが義務づけられている。

これは、ニッケルやコバルトなどの希少金属が使われているためだ。

経産省によると、充電池の市場は2035年には20年の2.4倍に拡大するとしている。

廃棄される電池の効率的な処理方法が課題だ。

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