エコノハサーチ

9月23日に岩手県矢巾町で「使用済み紙オムツ」のリサイクルについて意見交換するシンポジウムが開催された。
同町では、年間約108万枚、約432tの使用済み紙オムツがゴミとして出ており、１０年後には高齢化で１.６倍まで増加する見込みだ。
町民を含めおよそ120名が参加したシンポジウムでは、ＮＩＰＰＯＮ紙おむつ推進協会の須東亮一会長が使用済みオムツのペレット化を紹介した。
ペレットとは、ストーブなどの燃料となる軽量固形燃料である。
矢巾町は、使用済み紙オムツを高温で乾燥・除菌しつつ粉砕してペレットに変化させるリサイクル事業に取り組む考えを示している。