非鉄 中国景気の影響で電気自動普及を予測し価格上昇
2020/11/05
ニュース
近年、資源制約や環境問題への関心の高まりを背景に、EVつまり電気自動車が注目されており、中国での普及を視野に非鉄の価格が上昇している。
自動車や家電製品、建築資材などの産業で幅広く使われる非鉄金属にもETF※がある。
東京証券取引所(JPX)には米運用大手ウィズダムツリーが設定した「産業用金属」、「銅」、「アルミニウム」、「ニッケル」の計4本の非鉄ETFが上場している。金など貴金属のETFとは異なり、現物の保有と管理を伴わない指数連動型のETFだ。代表品種である銅は、最大の消費国である中国の景気動向に値動きは多大な影響を受けている。
※ETFとは、特定の指数、例えば日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)等の動きに連動する運用成果をめざし、東京証券取引所などの金融商品取引所に上場している投資信託のこと