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産廃処理施設の建設撤退 御前崎市長が大栄環境に再要請

2020/08/12

ニュース

御前崎市で産業廃棄物処理施設の建設を計画する大栄環境(神戸市)に対し、柳沢重夫市長が撤退を再度要請したのを受け、廃棄物問題を審議する市議会特別委員会は10日、市長から報告を受けた。建設予定地を貸与し、計画を推進する池新田財産区などへの働き掛けを問うと、柳沢市長は「財産区の皆さんのお考えの方向性を見守りたい」と述べた。

反対、推進の双方が譲らず「膠着(こうちゃく)状態になった時にどうするのか」とただされ、柳沢市長は「財産区管理会の正副会長には、撤退要請のことを話した。(推進を)継続するのか、撤退するのかは財産区の考えになる」と、慎重な態度で臨むとしている。

施設は池新田地区の一部住民が誘致して進出が決定。
昨冬の住民投票で有効投票の九割が建設に反対し、柳沢市長は計画阻止を掲げて臨んだ4月の市長選で再選しているが、7月下旬、大栄環境の金子文雄社長に撤退を申し入れ、年内に方向性を出すよう要請している。金子社長は、今後、池新田財産区や支援企業ら推進者の意向を確認する方針。

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