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青森・十和田 バイオ発電施設稼働生ごみなど1日最大80トン処理へ

2020/08/05

ニュース

生ごみや汚泥などの廃棄物を発酵させたメタンガスで発電する青森県十和田市の「バイオガスエネルギーとわだ」が発電を開始。食品廃棄物を活用したバイオガス発電施設は青森県で初の試みとなり、大きな注目を集めている。

廃棄物収集・運搬などを手掛ける県南環境保全センター(十和田市)が、5500平方メートルの敷地に約22億円をかけて整備。食品加工場やスーパーなどから1日最大80トンの廃棄物を受け入れすると想定している。
この施設では、発酵処理で生じるメタンガスを燃焼させることで、年525万キロワットを発電し、これは一般家庭1100世帯分に相当するもの。発電量の9割は東北電力に売電し、処理後に残る液体を脱水し、固形分は肥料化して販売する方針。

完成式が8月1日に現地で開催され、同社の佐藤正樹社長は「廃棄物が持つエネルギーを無駄なく利用し、地域社会に還元したい」とあいさつした。

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