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神戸市 ダイオキシン灰問題で大阪府能勢・豊能両町に抗議

2016/07/08

ニュース

神戸市は、1997年に大阪府能勢・豊能両町のゴミ処理施設でダイオキシン汚染が発覚した問題で、焼却灰などを無断で持ち込んだ豊能郡環境施設組合に対し、抗議して撤去を要請した。豊能町に保管されていた汚染焼却灰など約25tが神戸市西区の産業廃棄物処理場で違法に埋立処分されていたという。

同市の発表によると、平成28年2月23日、能勢・豊野両町で作る組合は市に通知することなく、ドラム缶163本分(約25t)のダイオキシン類を含む焼却灰やばいじんなどの廃棄物を同市西区の産廃処理会社「環境保全センター」の処分場に埋め立てたという。これらの廃棄物は、別の処理会社でコンクリート固化処理されていた。廃棄物のダイオキシン類濃度は基準値の最大29倍とみられており、最終処分場の放流水を分析している。ただ、コンクリート固化されており、量が多くないことから河川などへの影響は少ないとみている。

これらのドラム缶は、一度は福岡県大牟田市の廃棄物処理会社で処理することになっていたが、住民などの反対を受けていた。これを受けて、組合は、事前通知が必要な一般廃棄物から通知が不要な産業廃棄物に変更し、処理したという。

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