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横浜市、家庭の廃食油を燃料として再利用する実験開始

2008/08/14

ニュース

横浜市は、家庭から出るてんぷら油などの廃食用油を自動車燃料として再利用する実験を始めた。横浜市資源循環局が、横浜市栄区の犬山町内会約 1,200世帯の協力を得て事業を進める。家庭で使用した植物性廃食用油を月1回ペースで収集し、民間事業者がバイオディーゼル燃料(BDF)に精製。同局栄事務所に1台あるBDF収集車の燃料として使用する。

 廃食用油を自動車燃料として活用できれば、ゴミの減量とともに、化石燃料由来の二酸化炭素の削減につながる。横浜市では現在、市内2カ所で小規模な回収実験を実施。今回規模を拡大し、回収方法や回収量の検証を行う。今後も BDFの周知を進めていき、市内全域にまで事業の幅を広めたい考えだ。

 BDFを燃料利用しても二酸化炭素は排出される。ただ、その原料となる植物性の食用油は、植物としての成長段階で、光合成により二酸化炭素を吸収していると見なされる。このため、燃料使用時の二酸化炭素排出は相殺される。

出典: 日刊工業新聞


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