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有害物質の調査を要請 読谷、処分場からクロルデン

2008/05/21

ニュース

読谷村座喜味で民間業者が経営する安定型産業廃棄物最終処分場の土壌と水から有害物質の「クロルデン」が高濃度で検出されたことが周辺住民の調査で分かった件で、読谷村は21日、県に詳細調査の実施を要請した。

池原栄順副村長は住民らの調査結果報告書を手渡し「これまでにも品目外の廃棄物が混入していたことが明らかになっており、(県による)安定型処分場のチェック体制が見えない。住民の不安を払拭(ふっしょく)するため、県としても具体的に対応してほしい」と求めた。

県環境整備課の安里健課長は「昨日(20日)、業者が中部保健事務所の立ち会いの下、調査している。双方の結果を踏まえ、対応を検討したい」と述べた。

住民らの調査では、水から1リットル当たり0・09マイクログラム(1マイクログラム=100万分の1グラム)のクロルデンを検出。環境省がまとめた2005年度の環境中濃度平均値の約1150倍に当たる。土壌からは1キロ当たり93・1マイクログラムのクロルデンが検出され、平均値の約400倍だった。

クロルデンは農薬やシロアリの駆除剤に使われる化学物質。化学物質審査規制法で1986年から製造、輸入が禁止されている。

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