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御坊の産廃施設計画 印南で住民説明会(和歌山)

2008/07/07

ニュース

御坊市塩屋町森岡地区に計画されている産業廃棄物処理施設「御坊リサイクルセンター(仮称)」について、周辺地域に当たる印南町南谷で4日、事業者の大栄環境(本社・大阪府和泉市)による住民説明会があった。印南町側の住民への説明会は今回が初めて。

同社が計画しているのは産廃の中間処理施設と管理型最終処分場。焼却灰や汚泥が埋められる「管理型」は県内にはない。

説明会は区内の会館であり、同社役員らが説明に当たった。住民約20人が出席し、森岡地区の坂本守区長も立ち会った。

施設の概要が一通り説明されると、住民から質問が出た。「アスベストなど許可以外の産廃は混じらないのか」「(計画地付近にある)御坊市の給食センターへの影響はないのか」など環境や生活への不安を訴える声が上がった。同社が以前、同市名田町に計画して白紙となった産廃処分場を挙げ、問題点をただす声もあった。

雇用対策や区有地の有効活用を理由に施設を誘致した森岡地区に対して「見込める20、30人の雇用のために周辺地域を不安にするのはどうか」など批判の声も上がった。

事業者側は「これから環境への影響などを調査するという段階。必要に応じて説明の場を設け、情報公開はしていく」と話した。9日には印南町明神川などの住民に説明会を開く予定。

出典:紀伊民報

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