エコノハサーチ

廃石膏ボード、リサイクル確立へ加速

2008/03/05

ニュース

処理困難物として問題となっている廃石膏ボードのリサイクル体制確立に向けた動きが加速し始めている。

タケエイなどが2007年9月に合弁会社を設立し、08年度中の事業開始を目指しているが、新たにGRCが欧州の処理技術を導入した施設の建設に着手。6月の開業を目指して準備を進めている。

廃石膏ボードは06年6月の環境省通達で再資源化施設のない区域では管理型処分場での処分が義務付けられ、リサイクル体制を早急に確立しなければ、不法投棄等が増加することが懸念されている。

株式会社西日本ファーム

当社では、受け入れた廃棄物を無駄なく100％リサイクルしています。繭の油から洗濯石鹸を作ることから始まり、製材所から出る「おが屑・プレナー屑」を利用しオガライト（固形燃料）の製造、ダンボールを利用したダン襖（ふすま）の製造など、時代の移り変わりとともに様々なリサイクルに取り組んでまいりました。中でも、全国でも珍しい廃畳の稲わらから製造する固形燃料「稲わらペレット」は廃プラを含有しないため高付加価値の製鋼副資材として高い評価をいただいております。廃畳は従来、廃棄物として焼却、埋立て処分されていましたが、100％再資源化できることは大きな意味があると考えています。今後も地球に優しい循環型社会に貢献できるようリサイクル活動に取り組んでまいります。