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廃プラすべて資源回収、港区が来月から、23区で初

2008/09/12

ニュース

 東京都港区は十月一日から、家庭や小規模事業者から発生する弁当容器などのプラスチックごみ(廃プラ)をすべて資源として回収する。業者に有料で引き取ってもらいアンモニアなどに再資源化する。これまではすべて埋め立てていたが、埋め立て場所が減っており、埋め立てをなくす。ほかの区では焼却処分しており、すべてを資源回収するのは二十三区では港区が初めて。

 港区では昨年度に約一万四千トンの不燃ごみが出たが、そのうち半分が廃プラだった。汚れがひどく処理が難しいものを除き、再資源化する。

 ペットボトルなど改正容器包装リサイクル法に基づく処理が必要なものは、入札で決めた企業へ処理を委託する。ハンガーやストローなどそれ以外の廃プラは、区が昭和電工に一キログラム六十五円を支払って引き取ってもらう。

 昭和電工は川崎市内のプラントで、アンモニアやカセイソーダに再資源化する。

 二十三区ではすべての廃プラを焼却する区と、容器包装はリサイクルしそれ以外は焼却する区に対応が分かれている。

出典:日本経済新聞


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