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山中に大量産廃、府の撤去指導を無視 城陽市会予算委が現地視察

2008/03/11

ニュース

 京都府城陽市中の山中に大量の産業廃棄物が山積みにされ、「不法投棄につながる可能性がある」として、府が1年以上前から土地使用者に撤去を指導していたことが10日、分かった。城陽市議会予算委員会の委員らが同日、現地を視察し、市から経過や今後の対応などについての説明を聞いた。

 問題になっているのは、同市中石神地区の市道沿いにある約400平方メートルの民有地。平均2メートルの高さにコンクリートなどの解体家屋とみられる廃棄物が積み上げられている。

 市によると、土地の所有者から別の使用者が借り受けており、2006年7月に、市の環境監視員がパトロール中、廃材を野焼きしている現場を発見。使用者に適正な処理を指導したが、その後もやめる様子はなく、廃材から出火する騒ぎもあった。青谷校区連合自治会からは監視強化の要望書も提出され、市が注意したが、焼却炉の使用を続けていたという。

 府山城北保健所によると、廃棄物を所有地に一時的に保管することは違法にはならないが、長期化すれば不法投棄になる。市道にはみ出していることも度々あり、同保健所は06年秋から撤去を指導してきたが、廃棄物の量は増えているという。

 土地の使用者とはここ1カ月間、連絡がつかない状況で、同保健所環境室は「一時保管にしても届け出がないうえ、このまま放置ということになれば、違法。なんとか連絡を取り、撤去を求めていきたい」と話している。

出典:京都新聞

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