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家電リサイクル料金、11月一斉引き下げ 金属の高騰で

2008/08/20

ニュース

大手電機メーカーは、エアコンなど家電の廃棄に伴って消費者が負担するリサイクル料金を11月から一斉に引き下げる。家電から回収する銅などの金属価格が上昇していることが大きい。ささやかながら消費者にも資源高の恩恵が及びそうだ。

 値下げを決めたのは、松下電器産業、ダイキン工業、シャープ、東芝、ソニー、三菱電機、三洋電機、日立製作所。エアコンはリサイクル料金を税込みで525円下げる。ブラウン管テレビと冷蔵・冷凍庫は小型に限り、同1050円下げる。リサイクル料金の引き下げは07年4月に次いで2度目。

 エアコンは、1台あたり2~3キロの銅が回収でき、素材価格高騰の中、メーカーは回収率向上に力を入れている。冷蔵・冷凍庫とテレビは現在、大きさに関係なく一律のリサイクル料金で、小型のものを処分する際には割高感があり、これを改める。テレビは、11年には地上デジタル放送への完全移行が予定され、ブラウン管テレビの大量廃棄が見込まれている。

 国の審議会が今年2月の報告書で、不法投棄防止などのため、メーカーにリサイクル料金の低減を求めたことや、メーカーの処理コストが下がったのも、値下げを後押ししている。年末商戦開始前にリサイクル料金を引き下げ、薄型テレビへの買い替えを促す効果も期待しているようだ。

 ただ、洗濯機は「ドラム式」の普及で重量化が進み、輸送コストが上がっているため、対象外とした。家電リサイクル法ではエアコン、ブラウン管テレビ、冷蔵・冷凍庫、洗濯機の4品目を指定し、メーカーなどにリサイクルを義務づけている。

出典:朝日新聞社


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