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メジャーヴィーナス・ジャパン 東京五輪に向けアスベスト処理能力を強化

2018/08/20

ニュース

メジャーヴィーナス・ジャパン株式会社の工場「東京エコファクトリー」では、24時間体制で、非飛散性・飛散性アスベストを引き受けているが、今後更に、受け入れ能力を強化するという。これは、2020年に開催される東京五輪、パラリンピックに向け、関連施設の建設、解体などから大量に排出されると想定されるアスベストの処理が急務とされているため。

同工場では、保管量が30㎥の非飛散性と飛散性の保管コンテナを各1機設置していた。今般、非飛散性アスベストの積替え保管能力を2倍に増強し、今年7月から都内で唯一の「飛散性+非飛散性アスベスト一括受入事業」を本格稼働させている。

同工場は、首都高速湾岸線の新木場出口に位置し、利便性が高く、工場などから排出されるスクラップや廃棄物をワンストップで受け入れている。持ち込まれたアスベストは、専用コンテナで大栄環境グループの最終処分場に運搬し、処理する。

メジャーヴィーナス・ジャパンは、2017年度、1500㎥の受け入れを目標としていたが、達成していなかった。そこで、海上輸送から陸送に変更し、契約書類の簡素化などによりコスト削減に成功。引取り料金を平均で20%引き下げたことで引き合いが大幅に急増したという。今後も東京五輪関連だけでなく、老朽化した施設の解体などで大量のアスベストが回収されると見込んでいる。

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