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◇中小企業への支援も

　新しい環境産業創設や中小企業のエコ化を支援しようと、府や京都市、京都工業会や財団法人「京都産業２１」など９団体の関係者が「京都産業エコ推進機構」を設立。７月２９日、下京区で発足会議を開いた。【小川信】

　同機構は産業界から二酸化炭素削減に向けた行動を起こそうと創設。次世代用環境技術の普及に向けた政策提言や、環境技術の実用化を促進する。大学や産業団体４０機関、企業１００社に会員登録を働きかけるという。

　発足会議では、工業会の矢嶋英敏会長を代表に選任。機構の活動を紹介するシンポジウムを１１月に開催▽８月下旬をめどに府産業支援センター（同区）に国際標準化機構（ＩＳＯ）の認証取得などに関する相談窓口を設置▽中小企業が環境問題に取り組むための情報を掲載したホームページを開設－－することを確認した。

　また、製造過程の廃棄物に着目した環境管理会計手法「マテリアルフローコスト会計（ＭＦＣＡ）」の府内中小企業への普及や、企業や大学が持つ自然エネルギーや充電技術を活用したエコカーの運用に向けた研究会を立ち上げることなどを事業に掲げた。

出典：毎日新聞

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