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【コロナ影響】都内23区で前年度比、事業系ごみ25%減

2022/01/31

ニュース

東京23区清掃一部事務組合によると、店舗やオフィスビルなどから
2020年度に収集された「事業系一般廃棄物」(事業系ごみ)は73万トンで、前年度より25%も低い24万トンに減ったとされている。

これは、近年にない減少幅で、担当者は「新型コロナウイルスの影響で、事業活動が縮小したためだろう」と話している。

事業系ごみとは、事業活動で出たごみのうち、産業廃棄物以外の「生ごみや紙くずなど」を指す。

バブル期の1988年度の128万トンが最多で、その後、2019年度までは90万トン台から110万トン台の間で増減を繰り返していた。
 
2021年度もコロナ前と比較すると大幅に下回っている。
2021年4月~11月は、前年同期比4%(1万8000トン)増の51万トンだが、2019年同期比で24%(15万トン)少ない。
 
一方、家庭から出る生ごみなどを含む「可燃ごみ」は2020年度は171万トンで、前年度より2%(3万トン)増加した。

その原因はコロナ禍における、「巣ごもり需要で家庭のごみが増えた」(同組合の担当者)と話している。

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