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JR東日本 バイオガス化による食品リサイクル事業参入

2017/03/09

ニュース

東日本旅客鉄道(JR東日本)は、JFEグループと共同で新会社を設立し、バイオガス化による食品リサイクル事業に参入すると発表した。新会社は、Jバイオフードリサイクルといい、資本金は6,000万円。出資はJR東日本グループが34%、JFEエンジグループが66%。2018年8月から、JR東日本グループの駅ビルなどから排出される食品廃棄物を活用し、発電後、売電する。

国内の食品ロスは年間632万tで、このうち、JR東日本グループの駅ビルなどからは1日50tほどの食品廃棄物が発生している。これまでは、ほとんどが焼却処分されており、今後は、これらの廃棄物の半分を新会社の発電所で処理する予定という。また、JR以外からの廃棄物も回収する。

新しい発電所は、横浜市内に約30億円をかけて建設され、1日に80tを処理する。方法としては、食品廃棄物を微生物によって発酵後、発生したガスを燃料に発電するというもの。一般家庭の約3,000世帯分の1,800kwの出力により電気を作り、JFEエンジグループの新電力会社に売電する予定で、年間約10億円の売上高を目指す。

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