JFE環境 リサイクルプラスチックパレット製造事業参入
2017/05/25
ニュース
JFEエンジニアリング株式会社の100%子会社であるJFE環境株式会社が、リサイクルプラスチックパレットの製造・販売事業を2017年12月から開始する。同社は、木や紙、廃プラスチックからの固形燃料を製造したり、粉末などの荷物を保管・運搬する袋状包材のフレキシブルコンテナバッグのリサイクルを行うなど、総合資源化リサイクル事業を展開している。
手掛けるリサイクルプラスチックパレットは、100%リサイクルプラスチックを原料とし、新規資源のプラスチックよりも、安価に提供できる。また、従来主流だった木製と比べ、害虫の問題も少なく耐久性にも優れている。さらに、特許取得済みのハニカム構造を採用したことで、従来品の約半分の重さであるにも関わらず強度は変わらない。無臭で衛生的なことからも、食品や化学品などの荷役にも安心して使用が可能という。
既に、東日本では、JFE 環境の 100%子会社である新港リサイクル株式会社がリサイクルプラスチックパレットの製造を行っているが、今回、専用工場を新設したことで、全国展開していく。