バイオマス燃料に活用…“下水汚泥”を早く乾燥させる新技術開発 富山市の会社が筑波大学などと共同で
2023/11/20
ニュース
バイオマス燃料などにする下水の汚泥を早く乾燥させる新たな技術を富山市の廃棄物処理会社が開発し、今後実用化を目指します。
新技術を開発したのは富山市の廃棄物処理会社、石橋です。
家庭から出る下水の汚泥を乾燥させてバイオマス燃料や肥料を製造する際、汚泥に活性酸素を加えることで乾燥するまでの時間がこれまでの方法より2倍以上早くなることを突き止めました。
また、乾燥させるための温度も65度程度で済むことから、処理にかかるエネルギーも大きく減らすことができたということです。
この技術は筑波大学などと共同で開発したもので、今後、再生可能エネルギーの普及にむけ、2026年度の実用化を目指しています。
*石橋技術顧問 別森敬一さん
「今まで廃棄処分していたものを燃料化や肥料化することで資源として生き返らせる(ことができる)。CO2の削減にも当然つながる」
出典:バイオマス燃料に活用…“下水汚泥”を早く乾燥させる新技術開発 富山市の会社が筑波大学などと共同で | yahoo!ニュース |2023年11月15日