【関西電力】バイオマス発電所を停止へ|燃料の木材チップ高騰で
2022/12/05
ニュース
関西電力は、兵庫県朝来市で運営していたバイオマス発電所を、12月で停止すると明らかにした。
関西電力は、兵庫県森林組合連合会から燃料となる木材チップの供給を受けてきたが、世界的に木材価格が高騰し確保が難しくなったため、チップを供給する兵庫県森林組合連合会から撤退の申し出があった。
兵庫県森林組合連合会は「近い将来に木材価格の高騰が改善する見込みがなく、事業から撤退せざるを得なかった。」とコメントしている。
また、関西電力もチップの値上げに応じてきたものの「無尽蔵には上げられない」と判断し、12月24日に発電所を停止することを決めた。