【鉄スクラップ】韓国・ベトナム向け40%減で7月輸出27%減|2ヶ月連続50万t下回る
2022/09/12
ニュース
鉄スクラップ輸出量は2ヵ月連続で50万t割れとなり、7月は43万5000tに留まった。
6月比10.9%減、去年の7月と比べると27.3%減となる。
韓国・ベトナム向けの輸出量は日本の輸出全体の60%ほどを占めているが、それぞれ前年同月比約4割減り、輸出量低減を引き起こしている。
韓国とベトナムは、比較的安いロシアのビレットがアジアの市場に食い込んできたことから、鉄スクラップの需要が低迷している。
日本からの輸出総量が前月から低減したのは3カ月連続で、前年同月比で減ったのは実に14カ月連続だ。輸出の衰えは昨年から継続している。