【鉄スクラップ】半月で国内相場7,000円アップ
2022/09/06
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鉄スクラップの国内相場が、半月で約7,000円アップした。
海外の相場が上昇したのを受け、国内の電炉メーカーはこぞって8月中旬から対抗値上げを施行し続けている。
産業新聞によると、1日時点の名阪3地区の電炉メーカー購入価格平均にあたる日本鉄スクラップ総合価格は、指標品とされているH2が47,700円に上がった。
前日からは1.9%上昇の1,100円、直近安値だった8月17日からは16.6%上昇の6,800円となった。
しかし、8月下旬から輸出商談が減少し、複数筋が「国内相場上昇の勢いは停滞するだろう」と指摘している。
9月に国内電炉の買値が50,000円に達するかどうか、市場の注目が集まっている。