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【セブンイレブンジャパン】セブンカフェで実証実験|マイボトルでプラ廃棄削減なるか

2022/09/06

ニュース

9月2日、セブン-イレブン・ジャパンは、2013年1月から展開しているコーヒーブランド「セブンカフェ」で、ユーザーが持ち込むマイボトルを利用した廃棄物削減の実証実験を報道公開した。

セブンカフェの店頭で提供されるコーヒー抽出マシンのマイボトル専用機を東京都にある本社に設置し、利用状況や現状把握で見つかった問題の原因を精査した上で、一般ユーザーに提供できるかどうかを検討する。

セブンカフェでは、カップや蓋にプラスチックや紙が使われており、年間約7億4000万杯の売れ行きを考えれば廃棄物の多さが問題視されることは容易に想像がつく。

今回のマイボトル持ち込み実証実験では、アイスコーヒーに入れる氷用の袋以外にプラスチックが使用されない。

それだけでも1杯当たりの使用量を約1/3に抑えられるとのことだ。

セブン-イレブン・ジャパン本社では、東京都港区に本社を構える魔法瓶大手のサーモスが提供している専用ボトルが約500人に配布され、9月末まで実験が行われる。

抽出マシンやボトルの衛生面を保つため、パナソニックと共同開発した専用洗浄機の開発も行われた。

この洗浄機は、ボトルを設置すると約45秒で蓋や容器内側を洗浄するという。

しかし、動物性脂肪分を含有したミルクの汚れが十分に取り除けないため、対象の飲料はブラックコーヒーのアイスとホットに限る。

マイボトルを利用してコーヒーを提供するサービスは、他にも複数のカフェチェーンが導入しているが、セブンカフェはコーヒーを注ぐのがマシンなので、1人のユーザーのボトル汚れが他のユーザーに影響するのではという懸念があった。

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