【盛岡市】ごみ処理施設新設計画 1年遅れで事務組合設置
2022/09/01
ニュース
8月30日、岩手県盛岡市内に新しいごみ処理施設を建設する計画で、8つの市と町で構成される協議会は、計画を進行するための事務組合を設置することを決めた。
協議会では、地域内のごみ処理施設が経年劣化していることを受け、東北道の盛岡インターチェンジ近くに新しい施設を建設してごみ処理を集約するとともに効率化を図ろうと計画を練っている。
現在、自治体ごとに分別方法が異なる状況だが、盛岡地域の分別方法を採用して揃えることなどを会合で確認し、協議会は新ごみ処理施設整備のために事務組合を設置する意思が一致した。
事務組合設置は、当初のプランから実に1年の遅延を見せており、2023年2月に設置される予定だ。
盛岡市の谷藤裕明市長は
「細かい部分について会合を重ねる必要があるが、概ね合意したのでしっかり進行していきたい。どの道、新設備の整備は必須事項で避けては通れない」
と述べた。
事務組合は「盛岡広域環境組合」という名称で、2032年度からの稼働を目指す。