増加し続ける使用済み紙おむつの燃料化に取り組む道北5町
2022/08/10
ニュース
幌延町にあるごみ処分場には、幌延町の他、豊富町・天塩町・遠別町・中川町の5つの町からごみが運ばれてくる。
既に処分場の8割が埋まり、限界が近づいていることを受け、道北の5町はごみの2割を占める使用済み紙おむつの再利用に取り組んだ。
紙おむつは原料が紙であることから燃えやすい性質に着目し、固形燃料として活用。
去年の4月、幌延町に9億円をかけて専用リサイクル施設を整備し、道北5町の病院や介護施設など15施設から使用済み紙おむつを収集した。
固形燃料化したあとは、幌延町内にある老人ホームのボイラーで使用される。
これまで廃棄されていた使用済み紙おむつの新たな可能性に、地元では期待が高まっている。