【昭和産業】プラ使用量2割削減の非食品バイオマス使用のごみ袋発売へ
2022/06/24
ニュース
東京都千代田区にある昭和産業は6月24日から、穀物由来の非食品用途バイオマスを原料の一部に使用したごみ袋を発売すると発表した。
石油由来プラスチックの使用量を約20%削減したごみ袋で、商品名は「大地のMino-Re:」(だいちのみのり)だ。
新潟県上越市にある「バイオポリ上越」との共同開発だ。
石油由来ポリエチレン100%品との比較では、焼却時のCO2排出量を約20%削減でき、ライフサイクルにおけるCO2排出量を約10%削減できると試算している。
これまでに、千葉県船橋市役所や、昭和産業がオフィシャルパートナーを務める鹿島アントラーズのホームスタジアムなどで、今回と同じごみ袋の実証実験を行ってきた。
ごみ袋に適したバイオマスの配合検討など、課題解決を重ねて今回の製品化に至る。
昭和産業グループは「穀物ソリューション・カンパニー」を掲げ、持続可能な社会の実現と、昭和産業グループの持続的な成長を目指している。
CSV戦略に基づいたESG経営を推進するとし、「大地のMino-Re:」の開発はその一環となる。