【群馬県甘楽町】ごみ処分費用削減で古着13トン回収、東南アジアへ輸出
2022/06/07
ニュース
群馬県甘楽町では、洋服や毛布、タオルなど再利用可能な布製品を集め、可燃ごみの焼却費を抑える活動が活発だ。
集めた布製品は東南アジアに輸出し、得た収益をごみの処分費用に充てる。
役所前に大型の回収ボックスが設置され、住民が持ち寄った布製品を投げ込む形で収集されている。
今回は計13トンにも上る布製品を回収した。
タオルやシーツは、輸出先で工業用品に加工され、再利用されるということだ。
この取り組みは12年度から続いており、認知度は高いという。
2020年度の町の可燃ごみは2174トンで、焼却費は9742万円だった。
町は「住民もこの日に向けてごみを保管しておいてくれるようになった」と説明している。