産廃収集運搬の「メイホウ」破産へ 負債1億7千万円
2022/06/01
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5月31日、帝国データバンクの水戸支店は、「メイホウ」が水戸地裁土浦支部からの破産手続きを開始決定したと発表した。
メイホウは1996年設立、産廃収集運搬を生業としていた。また、2016年11月期には売上高約1億2900万円を計上している。
主に、工場から出るポリエチレン・ポリ塩化ビニール・ポリエステルなどの廃プラスチックの収集・運搬業務を提供。
他、建設廃材の収集運搬や農業用廃ビニールのリサイクルなども手がけていた。
しかし、規模拡大に伴う人件費の増加や、機械設備の修繕費などが会計を圧迫。
17年11月期には一転赤字に転落したのだ。
その後も中国・台湾の廃プラスチック輸入規制の影響で収入が減少の一途を辿っていた。
そして、19年12月末に事業継続を断念。
破産手続き決定は5月16日付で、負債は約1億7千万円にも上るとしている。