蒲郡市が全国初の試み 使える粗大ごみをメルカリに出品
2022/06/01
ニュース
5月30日、蒲郡市はメルカリと連携し、リユース品の出店を始めた。
市のクリーンセンターに持ち込まれる粗大ごみのうち、まだ使える物を「メルカリShops」に出品する試みだ。
クリーンセンターでは、年間1300トンほどの粗大ごみが出る。
「メルカリShops」は個人・法人問わず出品して売買できるサイトで、新潟県加茂市と田上町消防衛生保育組合と並んで始めたリユース品の出店は全国初だ。
蒲郡市は廃棄物をなるべく出さない循環経済(サーキュラーエコノミー)の取り組みを推進している。
持ち込まれた、家具やボードゲームなど12点を所有者の了解を得た上で出品。
今後も使える物を毎月数点ずつ出品し、収益は市の収入として環境関連の施策に充てる。
鈴木寿明市長は「循環経済の推進につながると期待している」としている。
また、市は毎年、まだ使える粗大ごみを選んで販売する「リサイクルバザール」も開いている。