エコノハサーチ

サントリー食品インターナショナルは、ヤオコーと協働して、使用済み製品を原料に用いて製品につくりかえるリサイクル方法である水平リサイクルを5月9日から開始すると発表した。
ヤオコー各店舗に集められた、使用済みペットボトルを回収して新たなペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」だ。

サントリーグループでは「人と自然と響きあう」という使命を掲げ、ペットボトルに関しても2030年までに「100％持続可能化」することを目標にしている。
ヤオコーは地域社会の環境保全のために「資源循環社会の実現」を掲げており、使用済プラスチックに関して「プラスチック削減とリサイクル促進」をすすめている。
今回、「リサイクル適性が高く、仕組みが整っているペットボトルを循環させていくことで持続可能な社会の実現に貢献する」という両社の想いが一致し、今回の取り組みに至った。

昨年10月に稼働した、発泡トレー、アルミ・スチール缶、ペットボトル、発泡スチロールのケースを一括収集し、ヤオコーで減容、ベール化して再資源化の取組みを推進している『ヤオコーエコセンター』に集められる。
集められたペットボトルの半数以上をサントリー食品の飲料用ペットボトル容器として再生・使用していく。
これによって、新たなペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」を実現する。