【福島県】3町村で発生した廃プラスチック法令違反処分、行政代執行へ
2021/10/04
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福島県の棚倉・石川・西郷の3町村で、昨年10から今年の2月にかけて廃プラスチック類不法投棄が発見された。福島県は9月27日、廃棄物処理法に基づき行政代執行を実施すると発表。
不法投棄は西郷村にある旧白河高原スキー場跡地など計6箇所で、砕けたプラスチックなどが計220㎥に確認されたという。
有害物質検査では、不法投棄があった4箇所でポリ塩化ビフェニール(PCB)、2箇所でカドミウムが法定基準値を超えて検出された。
有害物質の影響を最小限に抑えるため、土のう袋に入れた投棄物は旧白河高原スキー場跡地に集約して保管となる。
事業費は550万円となる見込みで、県は不法投棄原因者が特定され次第請求するという。