【横須賀市】プラスチック再資源化プロジェクト始動。国内最大級リサイクルプラント建設
2021/09/30
ニュース
環境問題からプラスチックの削減や脱炭素が叫ばれるなか、新たなリライクルプラントが横須賀市に建設されることとなった。
建設予定のリサイクルプラントは、都内に本社を構える「TBM」が手掛け、来年秋の稼働を目指している。
年間約4万tのプラスチックを処理し、プラスチックのリサイクルプラントとしては国内最大級となる。
また、「LIMEX」の再生も可能とする。
LIMEXは、TBMが開発した紙やプラスチックの代替素材で、石灰石を主な原料としている。
既に包装容器やボールペンなどが実用化しており、環境負荷軽減に繋がる見込みだ。
横須賀市の上地克明市長は、施設の建設でリサイクルが市民の身近なものとなり、市の環境意識が向上することを期待しているという。
TBMの代用取締役CEO山崎氏は、「プラスチックの処理は今まで海外頼りだった。国内では燃やして処理することがほとんどだったが、新たな技術でリサイクルして再度製品化することを横須賀から世界に広げていきたい」と話す。