【小田急電鉄】「ごみのない世界」を掲げて新事業スタート
2021/09/06
ニュース
小田急電鉄は、9月1日にウィストマネジメント事業「WOOMS」(ウームス)を開始した。
同事業の主な取り組みは、ゴミ収集車にタブレットなどを搭載し、廃棄物収集業務効率の向上を図ることである。
具体的には、GPSデータからの収集ルート最適化や収集車の連携・支援、ごみの収集量入力などを可能とする「収集・排出サポート」、収集状況をリアルタイムで把握できる「管理サポートシステム」、電子マニフェスト発酵などの事業者向けサービスを提供する「事務処理サポートシステム」の3本を柱に業務システムを構築し、顧客それぞれの課題に対して最適な解決策を提案していく。
さらに、業務効率化によって生まれた余力を活用し、資源循環を高める「資源循環サポート」施策を提供するソリューションを順次展開。
ごみの削減やリサイクル拡充へと繋げる。
昨年8月から神奈川県座間市で実証実験を進行、今回、満を持しての事業化と全国展開となる。
今後3年でごみ収集車1200台への導入と年間1億円の黒字化を目指す。