【EU】新規則実施で使い捨てプラ食器禁止で海岸ごみ7割減へ
2021/07/05
ニュース
欧州連合(EU)は、プラスチック製や発泡スチロール製の使い捨て食器や食品容器の市場流通を禁止することなどを盛り込んだ新規則を施行させた。
欧州委員会は海洋ごみの80%がこうしたプラごみが原因として断定し、新規則実施で欧州の海岸を汚すごみが70%削減を目指す。
EUは世界のプラごみ対策においてリーダーシップを図りたいとしており、欧州委のティメルマンス執行副委員長は新規則について「人々の健康と地球を守る後押しとなり、持続可能なビジネスを刺激し、循環型経済に近づく」との考えを示した。
禁止対象は外食産業の使い捨てスプーンやストロー、皿など海岸を汚す上位10品目を選定。