石川県七尾市 職員がゴミの収集業者に不正に許可出し懲戒免職
2021/04/08
ニュース
石川県七尾市において、市長のハンコを無断で使用して許可証を交付したとして同市は、男性職員を懲戒免職処分にしたことを発表。
懲戒免職処分を受けたのは七尾市の市民生活部に勤務していた40代の男性職員。
市によると、この職員は2016年度から2019年度にかけて廃棄物の収集や運搬の許可を 申請した3つの業者に対し、合わせて5回、市長印を無断で使用して許可証を交付。
職員は正式な決裁手続きを経ておらず、上司から状況を確認された際には、うその報告を行い申請書類を自宅に持ち帰るなどして隠ぺい工作まで行っていた。
ことしに入って、業者から許可の更新についての問い合わせがあったことをきっかけに調査したところ、不正が判明。
七尾市は、この職員を3月31日付けで懲戒免職の処分にし、上司3人に対して、文書での訓告や口頭での注意を行ったということです。
この職員は市の調査に対して、事実関係を認めていており、市はこの職員を3月31日付けで懲戒免職の処分にし、上司3人に対して、文書での訓告や口頭での注意を行ったという。
七尾市の茶谷義隆市長は「信頼回復に全力を挙げて取り組みたい」と述べた。