産廃業「中西商店」が三田市民病院に300万円寄付 感染対策へ
2021/02/19
ニュース
兵庫県三田市末にある産業廃棄物処理業者「株式会社中西商店」は、新型コロナウイルス感染症の軽症・中等症患者らを受け入れている三田市民病院(兵庫県三田市)で役立ててもらおうと300万円を寄付したことが明らかになった。この資金により医療用N95マスクの購入など院内での感染対策に活用される予定。
コロナ患者を受け入れている同病院では昨年よりコロナ陽性患者の専用病床の使用率が9割近くまで上昇。今年2月に入ってから医療従事者から感染者が出るなど、現場での奮闘は以前収まることなく続いている。
病院では、同社太田正二社長より「市民のために尽力していただきありがとうございます」とねぎらいの言葉とともに小切手を手渡す寄贈式が行われた。
荒川創一院長は「温かいお志で本当にありがたい。職員の励みになります」と感謝の意を表した。
株式会社中西商店は、これからもリサイクル社会に貢献し、環境保全にも力を入れていくとしている。