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京阪神最大規模のバイオガス発電施設を建設 2023年本稼働へ

2021/01/26

ニュース

食品廃棄物をはじめとした様々な種類の産業廃棄物業者のリサイクルを行う株式会社リヴァックス(兵庫県西宮市)は、兵庫県西宮市鳴尾浜に、1日当たり最大70トンを処理できるバイオガス発電プラントを建設すると発表。

バイオガス発電は、微生物発酵で食品ロスなどの有機性廃棄物からバイオガスを生成し、ガスエンジン式発電機によって発電を行う。設計・施工はシン・エナジー株式会社であり、ドイツで実績ある技術を活用したものとしている。2022年7月から原料投入を開始、2023年1月の本稼働を目指す。想定年間発電量は約3,400MWhで、FIT制度を活用して関西電力送配電に売電する予定。

リヴァックスによると、都市近郊での大規模バイオガス発電プラントはめずらしく、京阪神では最大規模のになるとしている。排出事業者の利便性、運搬コスト低減に貢献するとともに、食品リサイクルや再生可能エネルギーを身近に感じてもらえる施設として行政やNPO、教育機関、環境関連企業と様々な協業を行う方針。

同社は従来、期限切れや品質不良で出荷できなくなった食品や、製造工程で発生する加工残渣を、鳴尾浜の乾燥処理施設でバイオマス燃料や堆肥原料へリサイクルしてきた。同社は「今後は発電という価値も加え、さらに付加価値の高いリサイクルフローを提供していく」と意欲をみせている。

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