タケエイ 福島に木質バイオマス発電所を完成 来春から稼働
2020/11/18
ニュース
廃棄物処理大手のタケエイは13日、子会社の株式会社田村バイオマスエナジーを通し運営する「田村バイオマス発電所」が完成し、12日に竣工式を行ったと発表。
田村バイオマスエナジー「田村バイオマス発電所」は、タケエイグループが注力する再生可能エネルギー事業において、6カ所目の木質バイオマス発電所です。今後、必要な検査や試運転を行った上で来春より営業運転を開始を目指す。燃料として、福島産の未利用材を主体とする木質チップを使用し、未利用材は地元の森林組合や子会社のタケエイ林業などから調達していく予定。つくった電気は再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)を利用し、タケエイの新電力子会社ふくしま未来パワーに販売するとしている。
タケエイは再エネ事業に注力しており、田村バイオマス発電所は同社が抱える6件目のバイオマス発電所となる。
所在地:福島県田村市大越町上大越字後原 10 番 66(田村市産業団地内)
敷地面積 :6,832.77m2
運転時間:24 時間/日
年間運転日数:330 日
発電能力:7,100kW(一般家庭約 15,620 世帯分の年間消費電力量※に相当)
※標準世帯の年間消費電力量を 3,600kWhキロワットアワーとして試算した場合、
売電先:株式会社ふくしま未来パワー〔株式会社タケエイ 100%子会社〕
※固定価格買取制度(FIT)による売電