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宮城県警は、養鶏場から出た約２千トン以上の鶏ふんを不法投棄したとして廃棄物処理法違反の疑いで、宮城県大崎市の養鶏２業者の土地を現場検証したことが分かった。県警によると、それぞれの投棄現場は距離が近く、同市在住の６０代と７０代の業者が所有している。県警に対し、２人は「約１０年前から投棄していた。処理費用が惜しかった」として容疑を認めているという。

大崎市三本木の遺棄現場には、鶏ふんを投棄するのに使ったとみられる重機もあった。県警は、２人の関係や総量の特定を進めていく。
県によると７月、保健所に「鶏ふんを埋めて、汚水が流れ出している」との通報があり、不法投棄が発覚。
現時点で周辺住民や環境への影響は確認されていない。