鉄スクラップ 10月輸出入札価格が3カ月ぶり下落
2020/10/13
ニュース
鉄スクラップ事業者でつくる関東鉄源協同組合は9日に実施した10月契約分の輸出入札の平均落札価格は1トン当たり2万8406円であったと公表。9月契約に比べ964円(3.3%)下がったことになる。下落したのは3カ月ぶり。落札数量は計2万500トン。
9月契約分が昨年5月以来の高値となった影響もあり、アジアの鉄鋼メーカーの買い注文が減ったと考えられる。ただ、新型コロナ禍が続く中で日本では解体工事が少なく鉄スクラップの発生量は低迷するのが予想され、今後の相場の動向予測は困難を極める。