ユニクロ<第一弾>服の再利用!リサイクルダウンジャケット販売開始
2020/09/25
ニュース
株式会社ユニクロは17日、不要になった自社の服を回収し、新たな価値を生み出すプロジェクト『RE.UNIQLO』をスタートさせると発表。
第1弾として、回収したダウン商品を再生・再利用した新商品『リサイクル ダウンジャケット』を11月2日から、店舗と公式オンラインストアで販売。
世界中でユニクロがこれまでに販売した、全ダウン商品が対象。ダウンとフェザーの100%リサイクルを進めるとしている。
同社は、むだな資源を使わず、ゴミの量を削減、環境への負担を減らし、未来への取り組みをどんどん広げていく方向性を表明。
これを機に、理念のサステナビリティの向上に、乗り出すこととなる。
【「サステナブル」を最優先、『RE.UNIQLO』が独自の循環型モデルに】
「サステナブルであることはすべてに優先する」と言うユニクロは、2006年から「全商品リサイクル活動」を推進。19年秋からは「ダウンリサイクル活動」を推し進め、今年3月までに62万着を回収。服の再利用は難民支援などに生かし、新しい商品に生まれ変わらせる循環型リサイクルの進化系が『RE.UNIQLO』ということになる。
【100%リサイクルダウンでジャケット作成、ダウン以外も商品化へ】
プロジェクト第1弾となる『リサイクル ダウンジャケット』について、ユニクロは、「物質的な生産だけでなく、資源やモノの循環に着目することが大切。私たちを複雑に取り巻くエコシステムに対しても優しい服を作る努力を続けている。100%リサイクルのダウンによって作られたジャケットは、それを代表するもの。
これにより、廃棄物やCO2の排出量、資源使用量などの削減にも結び付く。戦略としての『RE.UNIQLO』を広く打ち出し、ユニクロ独自の循環型モデルを構築していく方針。