高齢独居世帯に対応 千葉市が県内最小の5Lのゴミ袋を導入
2020/09/02
ニュース
千葉市は、最も容量の少ない5リットルの可燃ごみ指定袋の導入を発表。高齢の独居世帯が増え、「袋いっぱいにごみを詰めると、重くて運べない」との声に対応した。県内で指定するごみ袋の中で最小のもになるという。
このごみ袋は、市内のスーパーやコンビニなどで10枚入り40円購入できる。県の一般廃棄物調査によると、可燃ごみ回収の有料化をしている県内の自治体で5リットルの指定袋を導入するのは初めての試みとしている。
同市では、市民の皆様のごみ削減意識を高めることや、ごみ処理にかかる費用を公平に負担していただくことを目的として、ごみを出す量に応じて、ごみ処理費用の一部を負担していただく「家庭ごみ手数料徴収制度」を実施。
市はこれまで、可燃ごみの指定袋として45~10リットルの4種類を販売。しかし、高齢の独居世帯が増え、1戸あたりのごみの量が減少しており、まとめてごみを出せない人が増加してきたことへの対策として導入が決まった。