名古屋市 3・4月事業系可燃ゴミ20%減 家庭ゴミ増
2020/05/02
ニュース
名古屋市で3月上旬から4月下旬にかけ、家庭から出る可燃ゴミが前年同期に比べ3.9%増加した一方、企業などから出る事業系可燃ゴミが同20.4%減少しているいう結果を市がまとめて公表。市は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため自宅で過ごす人が増え、経済活動が縮小したことが影響と分析。
市によると、3月の1週目から4月の4週目までの8週間で、家庭ゴミは前年同期比で2,278トン増加し60,420トンに。国と県の緊急事態宣言が出た4月2週目で同5.8%増加と跳ね上がり、その後の2週も7.9%、6.6%と高い増加率で推移したという。
これに対し、事業系ゴミは前年同期から6,661トン減少し、25,951トン。4月2週目までは減少率が20%未満となっていたが、県が特定警戒都道府県に指定された4月3週目以降は30%台が続いた。
市の担当者によると「普段は、前年同期比の増減率が1%にも満たない。明らかに新型ウイルスの影響が出ている」とコメントしている。