鎌倉市資源回収協同組合と永田紙業 鎌倉市にマスク寄贈
2020/03/24
ニュース
新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの入手困難な状況が続く中、神奈川県鎌倉市の資源ごみを回収する組み合いと企業が、マスク4000枚を市に寄贈。
鎌倉市は、市のホームページやSNSで、必要としている人や施設に届けるためのマスクの提供を呼びかけていた。
同市で古紙などの回収やリサイクルを行っている「鎌倉市資源回収協同組合」と「永田紙業」は共同して、合計4000枚を寄贈することを決め、代表して組合の木村邦雄代表理事らが市役所にて松尾崇市長にマスクを贈呈した。
従業員は、通年、作業中には粉じんを吸い込まないようマスクを着用していて、寄贈した4000枚は備蓄の中から精査して提供したという。
木村代表理事は、「スーパーでもどこでもマスクがない状態なので、困っている方に優先して配ってもらいたいです」とコメント。
松尾市長は「マスクが手に入らない窮状の中、本当にありがたい話です。感染予防に生かし、現状を乗り切っていきたい」と感謝の意を述べている。