山形 JAおいしいもがみと職員を書類送検 不法投棄の疑い
2020/03/20
ニュース
山形県新庄市にあるJAおいしいもがみの職員が、大蔵村南山の原野に廃プラスチックなどを不法に投棄した事件で、新庄署が同JA職員ら5人と、法人として同JAを廃棄物処理法違反の疑いで書類送検したこと判明。
関係者によると、2019年10月末、大蔵営農センターの男性職員が、組合員から持ち込まれたプラスチックごみなど約600キロ分の処分に困り原野に不法に投棄した。本来は回収業者に引き渡すはずだったが、指定日が過ぎてしまったことなどを理由に、同JAの指示で不法投棄した疑い。
不法投棄となった現場は湯の台スキー場近くにある空き地で、以前から不法投棄とみられるごみが集積してた。男性職員は、重機で穴を掘り、これらのごみに紛れてプラスチックなどを埋めようとしていた。同署は現場状況を確認した昨年10月末以降、任意で男性職員らから事情聴取していた。