日本コカ 100%再生ボトル採用 プラごみ削減対策
2020/03/07
ニュース
日本コカ・コーラは3日、プラスチックごみの削減対策として、3月9日(月)から、ミネラルウオーター「い・ろ・は・す 天然水」(555ミリリットル)に再生素材を100%使ったペットボトルを採用すると発表。2030年までにペットボトルに使う再生素材の割合を90%にする目標を掲げており、その取り組みの一環として。
このミネラルウオーターのペットボトルは、18年から再生素材を30%使用して作られている。100%にすることで年4116トンのプラスチック量を削減が可能。他商品への拡大も検討している。日本コカ・コーラのホルヘ・ガルドゥニョ社長は「環境負荷の低減を図りたい」とコメントしている。
同社は、「ボトルtoボトル」という取り組みを推進しており、100%リサイクルPETボトルは使用済PETボトルが回収され、再度PETボトルとして再生利用された。これらの導入により、理想とする「廃棄物ゼロ社会」実現に向けて、大きく前進したとして、今後も環境負荷軽減向けて積極的に取り組む姿勢を示している。